
まず、デモ行進はものすごく安全に管理されていたようで、デモ行進が来るよりまえに、治安警察によって道路が封鎖されていました。青い車で、全ての道路がブロックされています。この時点でカフェの客は気づき、写真を撮ったり何がおこるか議論したりしています。ちなみにこの時点でテレビ局も到着していました。

外に出てみると、やはりイスラエルの旗が燃えたり、叫んだりしている人がいました。かけ声は、「Liberté! à la Plestine!(パレスチナに自由を!)」でした。それほど危険を感じることはありませんでしたが、警察官が道路を封鎖しているため、行きたい方向へ行けませんでした。Youtubeにもこの日の映像が上がっていたので添付しておきます。


エントリーのタイトルにもした「パレスチナのレジスタンス、フランスーイスラエルのコラボラシオンをやめろ」はフランス人への訴求効果は高いのでしょうか。第二次世界大戦中のレジスタンス(対独抵抗)とコラボラシオン(対独協力)という用語を使うところに、工夫を感じました。とくにコラボラシオンは、フランス人のでは軽くトラウマになっているということも聞くので、どういう反応になるか興味深いです。L'EXPRESS.frにも記事がでていました。案の定、コメント欄でコラボラシオンに噛み付いている読者がいました。
Nouvelle manifestation de soutien à Gaza à Paris
パリでガザ支持の新しいデモンストレーション
今週土曜日、パリで数千の人々がガザ地区のイスラエルによる攻撃中止を求めデモンストレーションした
土曜日の午後、パリで数千の人々がガザ地区のイスラエルの軍事作戦の中止を求めパレスチナへの支持を説明するため、警察の監視の中デモンストレーションを行ったとAFPのジャーナリストが確認した。
デモンストレーション参加者は警察によると2600人、主催者によると”数万人”であった。
行列は16時15分にオペラに到着し、いくらかの参加者がオペラ・ガルニエの鉄格子を突き破ろうとした後、治安警察は催涙弾を使わざるを得なかった。
気分が悪くなり退去させられた女性は、AFPのジャーナリストに確認し、そののち、行列の軌跡上のマクドナルドのガラスが破壊されたのも目撃した。
先頭に立っていた横断幕には、「パレスチナのレジスタンス、フランスーイスラエルのコラボラシオンをやめろ」と書かれていて、デモ行進は14時30分にシャトレを出発して、Rivoli通りを通ってオペラに集合した。
彼らは、CAJPO(近東の正義平和呼びかけの調停者)-EuroPalestineや、Droits devantを含む、様々な組織の呼びかけに応じた!
任務を負う、フランスにおけるパレスチナ全体の代表団の代表の一人、Noha Rashmawiの姿もあった。
参加者はたくさんのパレスチナとレバノンの旗とKeffiehの肖像画を掲げていて、”犯罪的イスラエル”、”ガザの虐殺即時中止”、”我々は全てパレスチナ人だ”、”人質ガザ、虐殺をやめろ”などと叫びながら行進した。