仏語本「Le Japon 固定観念」の「日本は人員超過である」という固定観念に関する章を読んでみました。
日本の人口と、人口密度に関することが書かれていました。まず、固定観念では日本の国土は小さいというものがありますが、実は海洋面積まで入れると大きな国だと言うふうに書かれています。
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日本の人口と、人口密度に関することが書かれていました。まず、固定観念では日本の国土は小さいというものがありますが、実は海洋面積まで入れると大きな国だと言うふうに書かれています。
国土の面積では世界第50位から、日本はトータルの面積で世界第6位に上がる。別にいいかえると、大きな国である。日本が強国であることは驚きではない。トータルの面積が大きいと国力も大きいというのもどうかと思い、調べてみると領土の大きさが関係するらしいモデルもありました。
Du 50e rang mondial en surface terrestre, le Japon arrive donc au 6e rang en surface totale. Autrement dit, il s'agit d'un grand pays. Ce n'est pas une surprise s'il s'agit aussi d'une grande puissance. (P.54)
- 国力 - Wikipedia
- 国力=((基本指標:人口+領土)+経済力+軍事力)×(戦略目的+国家意思)
礼儀正しさ、弁論術の象徴的な表現である本音と建前は、密度の高いこのような集団的生活のために欠かせないものである。日本とフランスで笑みに関することで、違いを感じることがあります。フランスではあまり不必要に笑みを作ると気持ち悪がられるか、真面目にしゃべってないか、バカにされていると感じさせてしまうことがあります。このことは、なんと1585年にすでに書かれていたことだったそうです。本書ではやはりヨーロッパ視点ですが、言っていることは同じようです。
La politesse, expression emblématique de la dialectique tatemae-honne (la façade et le coeur), est indispensable pour permettre cette vie collective dense. (p.55)
これは、すでにルイ・フロワが聡明にも1585年にすでに理解していたことである:「我々においては、うわべの笑みは偽善的だと受け取られるが、日本においてはそれは上品の特徴と良い性質である。
C'est ce qu'avait déjà compris Luis Frois avec sagacité en 1585: « Chez nous, un rire feint est tenu pour hypocrite; au Japon, c'est une marque d'élégance et de bonne disposition ». (P.58)